vol.059 優先順位

前回は

「目的と条件の明確化」

について話しました。



自分の留学目的を深く掘り下げ、
それを実現させる条件を書き出す。



今日はその次の作業です。



条件をいろいろ書き出したとしましょう。



例えば、

●静かで自然が豊かな環境

いいですよね。
緑あふれる環境で留学生活って。



もう一つ。

●市内交通が発達していて、生活がすごく便利

そうですね。
便利ってのは良いですからねぇ。



えーっと、
自然豊かな環境で、
しかも交通が発達してて便利。


うーん。そうね。
東京だったら皇居か？笑




いろいろと条件は出てくるのですが、
なかなかすべてを満たすことは難しい。

また、例に挙げた静かさと便利さなど、
相反する条件もよくあります。




そこで必要になってくるのが、

「優先順位」

です。



自分にとって譲れない条件はどれなのか、
どれだったら妥協できるのか。

それを考えて、
箇条書きした横に番号を振っていく。

これ、絶対に必要な作業です。
ここをある程度ドライに割り切らないと、
いつまでたっても結論が出ない無限ループにはまります。



条件によっては妥協ラインを作る。
例えば、

「ベストは1クラス平均10人以下だけど、
15人までだったら我慢する。」

こういったことも有効です。




もう一つ。


「転校」

これも有効な解決策です。



例えば、

●1クラス人数が10人程度の大学
●現地採用の就活を考えて上海の大学

この両立は無理です。



ですが、

●1学期目：地方の小規模校
●2学期目：上海の大学

とすれば、かなり問題は解決できます。
就活をするのは2学期目ですからね。



中国での転校は簡単にできます。
これを使えば上に書いたような解決策のほか、

●1学期目は北京、2学期目は地方都市

とか、

●1学期目は普通の中国語、2学期目はビジネス中国語

とか。
いろいろと留学の可能性が広がります。



ちなみに「中国留学情報」は、
転校手続きは無料サービスです。

（ちょっと宣伝。笑）



------------------------------------------------------------
【今週のまとめ】
1) すべての条件を満たす大学はない
2) 条件ごとに優先順位をつける
3) 妥協ラインを決めることも有効
4) 転校で留学の可能性が大きく広がる
------------------------------------------------------------


→ 次へ：1クラス人数
← 前へ：留学の目的と条件
→ 大学選びの秘訣：目次に戻る
→ 中国留学ゼミナール 目次に戻る

→ 「中国留学情報」トップページへ

留学お手続き代行

中国語が話せない、手続きの仕方がよく分からない、大学に連絡が取れないといった方のために、「中国留学情報」では留学お手続きの代行を行っております。お手続きの流れ、費用についてはこちらのページをご参照ください。お手続きのお申込み、中国の大学についてのご質問などは下記メールフォームからお気軽にご連絡ください。